村が襲われた
ここはある小さな農村…
「きゃあああぁぁぁぁぁぁっ!!!?」
「うわああぁぁぁぁっ!!!」
「た…助けてくれええぇぇっ!!!!」
平和な村に突如として人々の悲鳴が響き渡る…盗賊の襲撃だ。
「ガーッハッハッハッハァッ!!!!奪えぇっ!!殺せぇっ!!犯せえぇっ!!!」
「「「ヒャッハアアァァァァッ!!!!」」」
盗賊の頭(かしら)と思しき大柄な男が巨大なバトルアックス(戦斧)を振りかざして叫ぶと、手下共はそれを合図に嬉々として村人達に襲い掛かる。盗賊達は皆一様に薄汚れたボロボロの衣装を身に纏っており、もはや殆ど上半身裸だ。
「やめろぉぉっ!!」
一際大きな悲鳴と怒号が交じり合う中、村の若者の一人、ビルが震える手で鍬を握りしめ、盗賊の一人に向かって立ちはだかった。
「てめぇ…!」
盗賊は、錆びた剣を振り下ろす。ビルは咄嗟に鍬を盾にしたが、金属がぶつかり合う鈍い音と共に、その腕に激痛が走った。ビルの抵抗は一瞬で打ち砕かれ、彼は地面に叩きつけられる。
ビルが地面に叩きつけられた瞬間、盗賊の頭は勝利の雄叫びを上げようと、巨大なバトルアックスを再び振り上げた。
「ガーッハッハッハッハァッ!雑魚め、とっととくたば…」
頭の言葉が途中で途切れた。
村全体を包んでいた騒音、悲鳴、怒号、そして盗賊たちの下品な笑い声が、一瞬でピタリと止んだ。
その原因は、村の背後にそびえる古くから『神宿りの森』として村人が畏敬する大森林だった。
ゴオオオオオォォォォォォ…
地鳴りのような、低く、腹の底に響く轟音が響き渡り始めた。音に合わせて、森から吹き下ろす風が冷たくなった。
「な、なんだ…この音は…?」
盗賊たちが恐れをなして森の方を見ると、村人たちも見たことのない、異様な光景が展開されていた。森の木々が、まるで意思を持っているかのように、大きくざわめき、枝葉が激しく揺れ動いていたのだ。
茂みから、まるで巨大な芋虫の胴体のように太くぬるりとした蔓が這い出してきた。それは濃い緑色で、表面は光沢を帯び見るからに頑丈そうだ。
「ひ、ひぃっ!な、なんだあれは!?」
盗賊の一人が震えながら叫んだ。
蔓の先端には、巨大なウツボカズラの捕虫袋のようなものが付いている。
それは人の背丈の倍ほどもあり、深い緑色の袋の縁は鮮やかな赤紫色に染まって大きく口を開けていた。
蔓は静かに、しかし驚異的な速さで村の中へと進入してきた。
それは、村の中心に居た盗賊集団のすぐそばにまで到達すると、まるで飢えた蛇のように静かに獲物を品定めするかのように動きを止めた。
盗賊の頭は、一瞬の戸惑いを振り払い再びバトルアックスを構えた。
「た、たかがでけぇ草だろうが!びびってんじゃねぇ!切り刻んでやれ!」
盗賊の頭の号令に、恐る恐る手下の一人が声を上げながら、蔓の先端にある巨大な捕虫袋に向かって切りかかった。
彼はビルを打ち倒したばかりの盗賊で、興奮と恐怖が入り混じった表情をしていた。
キンッ!
剣が捕虫袋の表面に当たると、鋼鉄にぶつかったかのような乾いた高い音が響いた。彼の剣は弾かれ、捕虫袋には傷一つついていない。
「な、なんだと!?」
盗賊は弾かれた剣の衝撃でよろめいた。その一瞬の隙を見逃さなかった。 巨大な捕虫袋が鎌首をもたげた蛇のように、一瞬でその盗賊の頭上から覆いかぶさった。
グポォ…
盗賊が驚きで叫び声を上げる間もなく、鮮やかな赤紫色の袋が柔らかながらも力強い弾力をもって彼の全身を包み込んだ。
「グッ、なんだこりゃあ!くそっ、出せ!出せぇ!」
袋の中から盗賊の叫び声が漏れ聞こえる。
しかしその次の瞬間、村のあちこちで同じ音が響く。
グポォ、ジュプ、ズズ……。
それはまるで、森が人間を“掃除”するような光景だった。
そして最後に残ったのは、何事もなかったかのように揺れる草と、呆然と立ち尽くす村人たちだけだった。
野太い盗賊達の悲鳴が重なり合った時、彼等の着衣は全て溶かされて素っ裸にされていた。
屈強な男達が、生まれたままの姿で身をよじり、壁を蹴り、無様にのたうち回る様が、不気味な光景として浮かび上がっていた。
「熱い…痺れる…力が、入らねぇ…」
男達の着衣を瞬時に剥ぎ取った消化液は、幸いにも肉体までは溶かさなかった。
だが、その代わりに男達の体力を奪い、性的な感覚を異常なまでに鋭敏にさせていく。
「あ、あつい…身体の芯が、火照ってやがる…ッ!」
「なんだ、この汁は…!?股ぐらが、ジンジンしやがる…っ!」
盗賊たちの荒々しい叫びは、次第に野卑な絶叫から、湿り気を帯びた熱い喘ぎ声へと変貌していく。
捕虫袋の内壁は、頑丈さとは裏腹に驚くほど柔らかくそして温かい。まるで巨大な生物の胎内に閉じ込められたかのような錯覚を彼らに与えていた。
村に訪れた静寂とは裏腹に、宙に浮かぶ巨大な袋の中は、地獄のような熱気に包まれていた。 もはや誰も暴れる者はいない。全員が脱力し、薄暗い袋の底で、ただ粘液の流れに身を任せている。
しかし、その雄のシンボルだけは、生命力を誇示するように、天に向かって猛々しく屹立していた。
袋の奥底から、ヌチャリ…と、粘り気のある重い音が響いた。袋の底面から、大蛇のように太くヌラヌラと光るピンク色の触手が獲物の匂いを嗅ぎつけるように鎌首をもたげる。
「な、なんだ…あぁっ!やめろ、そこは…!」
盗賊の頭が、掠れた声で懇願する。
しかし、無慈悲な植物の触手は、抵抗する力を失った彼の股を開き、無防備に晒された秘部へと容赦なく迫った。
ズブッ、ズブブ…ッ!
「アッ、ガハッ…ぁあああぁっ!」
頭の野太い絶叫が袋の中に反響した。子供の握り拳ほどの太い触手が、彼の屈強な尻の肉を割り、最奥へと力任せに突き刺さる。
粘液によって変質した彼の肉体はあろうことか自らその侵入者を歓迎するように、窄まりをヒクヒクと波打たせ始めた。
あちこちの袋で、バシャバシャと激しい水音が響き渡る。
盗賊たちは、潤様々な体位で自ら触手を迎え入れるように腰を大きく振り始めた。
頭に至っては、自らの指でアナルを左右に大きく押し広げ、さらなる侵入を請い願うように、恥も外聞もなく悶え狂っている。
「…おい、見てみろよ。あの野郎どもを」
震えながら鍬を握っていたビルが、呆然と呟いた。
空中にぶら下がった巨大な捕虫袋は、今や半透明に変質しており、その中でのたうち回る盗賊たちの無様な姿を、村人たちの前に曝け出していた。
「あんなに威張ってたのに、今じゃただの…雌みたいに喘いでやがる」
盗賊が白目を剥いて、気を失ったりしかけるが、植物の容赦ない責めに、何度も何度も気絶しかけては、意識を取り戻されを繰り返えさせられ、疲弊させられていた。
「た……頼む。もう疲れた……休ませてくれ……」
一人の若手盗賊が、自身の赤黒く膨れ上がった亀頭を袋の透明な膜越しにまるで助けを求めるように村人たちの方へ押し付けた。
彼の膨張しきった亀頭は、まるで熟れすぎた果実のようにパンパンに膨れ上がっていた。
先端の孔はだらしなく開ききっており、空打ちを繰り返しているのがはっきりと観察出来た。
激しい痙攣と共に訪れる「空打ち」の衝撃が、彼の屈強な体を弓なりに反らせる。
「ヒィィィッ…あ、あああああぁぁぁっ!」
空っぽの睾丸が無理やり何かを排出しようとして激しく膨縮する。
ドビュル!
「ああ!」
彼の先端から溢れ出したのは、精液よりも遥かに粘度の高い、黄金色に輝く「濃縮された蜜」だった。
それは村中にむせ返るような甘い、それでいて雄の獣臭が混じった異様な芳香を撒き散らした。