祭り
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30人リレー
1週間前
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1人目
しっとりとした空気が日暮れの町を包む。オレンジジュースみたいな色の夕焼けだ。遠くの方ではひぐらしの声、そして夏風に乗って祭囃子が聞こえてくる。今日はお祭り。年に一度の、夏祭りだ。
それなのに俺はというと…。
◇ ◇ ◇
俺はベッドの上に転がっていた。
夏祭りに行かず、もちろん浴衣なんて着ていない。素っ裸で、みじめったらしく天井を眺めていた。
部屋は暑いのに、寒気がした。
夏風邪かもしれない。あるいはもっと別のものかも。
それもこれも、すべてはあの夢のせいだ。
そう、あれは夢だ。ただの夢だ。
なのに俺はその夢から抜け出せないでいる。
ホームズ
3人目
「なんなんだ、これは!?」
祭りが始まり、仮面を被った巫女が姿を現すと、黒い着物や法被を身に纏った人々は、殴り合いを始めていた。
「やめろ……やめるんだ……」
俺は、殴り合いを続ける人々の仲裁に入っていた。
バナーナ
4人目
殴りあいを続ける人はまるで、俺が見えないかのように目の前の殴り合いに夢中になっている。
それを仮面をかぶった巫女は面白そうに眺める。
「ッッなんだよこれ!」
巫女がこちらに気づいたようだ。
まるで信じられないものを見たかのようにこちらを見てくる。