奇病

0 いいね
3000文字以下 30人リレー
1日前 210回閲覧
  • 性的描写有り
1人目

「あ、陽子さん。こんにちは。ショウに何かあったの?」
陽子さんの息子のショウは僕の悪友だ。
「ショウが急に倒れちゃって…」
「えっ?!ショウどうかしたの?」
僕は驚いて陽子さんに聞いた。
「それが、よくわからないのよ。少年だけが感染する未知のウィルスに侵されたとか…」
「ウィルス?!」
僕は驚いた。
ショウは、僕の悪友で、よく一緒にエロ動画を観たり、エロい話をしたりしていた。
そのショウがウィルスに感染したなんて…。
僕は心配になった。陽子さんは僕を車に乗せるとショウの運ばれた病院へと向かう。
その病院は地図には載っていなかった。看板らしいのも無く、まるで人目を避けているかのようだった。
病院に着くとショウの病室に案内された。
ショウは素っ裸で酸素マスクをつけられベッドに横になっていた。いや、チンコにも酸素マスクに似た透明な器具が被さっていた。
その姿を妙にエロティックに感じていた。ショウがうつろな目で僕を見た。
その表情は、いつもの悪友とは全く違う印象だった。
それが頭から離れない。目の前の美人ナースなんかよりショウの裸体にチンコを硬くしていた。

2人目

一体僕はどうしてしまったんだろう。
いや、それはショウもだ。変な病院でこんな姿にされて…。

3人目

ショウはしばらく入院することになるという。
その日の夜。いつもはエロ動画でオナニーをする。今日はなんだかそんな気になれず部屋の電気もつけずに布団に潜り込んだ。
しかし結局オナニーしてしまった。頭に浮かぶのはショウの裸体やチンコに被さるあの透明な器具をハメさせられた自分だった…。
次の日。ショウは相変わらず意識朦朧としているようで会話は出来ないようだった。それでも昨日よりはずいぶん顔色も良くなったような気がした。
ベッドに腰かけショウに話しかける。
「大丈夫か?ショウ」
ショウは何も言わない。
ただじっと天井を見つめているだけだ。
「ショウ?僕だよ。わかってる?聞こえてる?」
するとショウはゆっくりと首を傾げるが、やはり何も言わない。
「早く元気になれよ」
そう言ってショウの手を握った瞬間だった。突然ショウは上半身を起こし抱きついてきたのだ。
ショウの腕力は、病人のそれとは思えないほど強かった。 振りほどくこともできず、僕は彼の裸体を正面から受け止める形になる。
「ショウ、どうしたんだよ。何か言いたいのか?」
僕が問いかけると、ショウは僕の肩に顎を乗せたまま、片手を僕の手首へと這わせた。 そして僕の手を強引に引き寄せ、自分の下腹部へと導く。 指先が触れたのは、あの透明な器具の冷たく硬い感触だった。
「…外、して…」
耳元で、懇願するような声が聞こえた。
「外してって…これをか? でも、これ医療用の……」
「い、いいから…早く…」
ショウの腰が小刻みに震えている。 近くで見ると、その器具はただの保護カバーではなかった。根本が厳重に締め付けられ、彼自身がどれほど昂っても、決して自力では処理できないように管理するための拘束具に見えた。中で行き場を失った彼の欲望が、限界まで膨れ上がっているのがわかる。
「こんなの、つけられてたのか…」
昨日のオナニーの時に想像した光景が、現実のものとして目の前にある。 ショウは僕の指を、器具の留め具らしき部分へと必死に誘導する。 彼の荒い呼吸と、涙目で僕を見上げる表情。 それは僕に、「悪友」としての一線を越えさせるには十分すぎる誘惑だった。
「わかったよ、ショウ」
僕は震える指で、その禁断の器具に手をかけた。
留め具を外した瞬間、弾け飛ぶように器具が外れ、ショウの剛直が僕の目の前で荒々しくしなった。それは僕の知っているチンコではなかった。
どす黒い紫色に変色したそれは、自らの意思を持った別の生き物のように暴れ始めたのだ。
「あ…あが…」
ショウの口から苦悶の声が漏れる。彼自身も制御できていないのだ。
次の瞬間、チンコの先端がギョロリと僕を睨んだ気がした。直後、尿道から飛び出したのは、黒く濡れた極細の触手だった。
それは鞭のようにしなり、僕の両腕を瞬時に捕縛した。
「うぐっ!」
逃げようとする僕をあざ笑うかのように、触手はさらに数を増して噴出し、僕の腰、太もも、そして首へと巻き付いていく。

4人目

しかし、それは僕を絞め殺す程強い力ではない。ただ単に動きを封じる程度の力しか無い。

5人目

手加減をしているのは明らかだ。僕は言う。
「わかった。自分で脱ぐよ。だから離してくれ」
触手がショウのチンコの中へと引っ込んでいく。自在に操れるのか触手自体が意思を持っているのか、とにかく僕は解放された。